こんにちは、顔面珍味ナレーターのかたおかあきらです。
僕はうにが大好きです。
昔はうにが大嫌いでした。
まあ子供にとってはクセが強い味だと思うんです。うにって、海の味ダイレクトアタックな感じじゃないですか。
あの独特な味が苦手だったんですが、中学校くらいで駅弁の中に入っていたうににチャレンジして2秒で好きになりました。
「クサイ味」が好きになるのは、大人になった証拠なの。
というわけで行ってきました渋谷のうに専門店、
その名も「うに小屋」でございます。
うに小屋 渋谷店。神泉駅から徒歩1分。
いわゆる「裏渋」にあるお店ですよ。お忍び心くすぐる立地。
もうひたすらうに三昧するのにぴったりの隠れ家スペースです。
というわけで入店。とりあえず生。
開店すぐに入ったからか、ジョッキが完全に凍ってて真っ白です。嬉しいスタート。
まずは小手調べに、珍味食べ比べといきましょう。
珍味3種盛り。これで1500円でございます。ヒョエー。
左から、うにの佃煮、うにの醤油漬け、塩うに。
食べてみると、それぞれ風味は違うけど確かにうにだ。
うにって醤油でしか食べたことないから、いろんな味付けのうにが食べられるのはすごく貴重な経験。体験料としての1500円、なかなかの社会勉強だぜ。
続いてこちら。
馬刺しの上にうにが乗馬。
左から馬刺しは赤身ロース、大トロ三角バラ。食べ比べセットで850円です。
僕のグルメ持論に「美味しいものには塩だけかけろ理論」があるので、
こちらももちろん塩だけでいただきます。あとちょっとワサビ。
・・・うまい。
どちらも珍味なので、味が喧嘩しないのかなーと食べる前は思いましたが、
僕は馬刺しも大好きなので、うまくないわけがないのでした。
「馬だけに」という最高におもしろいシャレもあえて言っておきます。
そして締めはもちろんこれ、
生うに丼でしょう!小丼で1800円!ギョエー!
しかし、美味しいうにを目の前にしてお金を渋っている場合ではありません。
美味しい体験に支払う代償なんて、どれだけ積んでも安いものなのです!!(震え声)
逆に、このように小さい器に盛られているからこそ、少しずつゆっくりうにを味わえて本当の幸せを感じられるってなもんです。ビバ・スローフード。(意味は違うらしい)
つべこべ言わず、いただきます。
・・・うまいいいいい。
もうこれ、ほんと醤油も何もつけないでそのまま食すべき。
素直にそこにあるものだけを食べるべき。うに食べて、米を食べるべき。
そんで、あまりのうまさに嘆息すべき。はあ〜ん。
聞いてみるとこちらのうに小屋さんのうに、全て普通のうにとは違うんです。
僕たちがよく食べてるうにって、容器の中で型崩れしないようにミョウバンに漬けられていて、そのミョウバンの風味がうにを苦手にさせてしまう原因によくなってしまうんですが、
うに小屋さんのうには全て塩水うにを使用しています。
海水と同じ塩分濃度の、殺菌された塩水に漬けたまま空輸することで、獲れたて新鮮な本来のうにの味が楽しめるとのこと。
今まで僕たちが食べていたうにって一体・・・
「クサイ味」が好きになるのは、大人になった証拠なの。
とか言ってる奴には「それってミョウバンの味じゃね?」と煽ってやりたいですね。
うにの本当の味が知りたいそこのあなた。ぜひうに小屋さんのうにを口にしてみることをオススメします。
店員さんの海をも包み込むうにへの愛情に、身を委ねてしまいますよ。
そんなうに小屋さん、うにだけでなく他にも多種多様なメニューが存在し、珍味も数多く揃ってます。
僕が好きなのはカニ箱。
本ズワイガニとカニ味噌がそれはもう濃厚。海への感謝を捧げたくなる。
お酒は芋焼酎ロックで、いろんな珍味つつきながらちびちびやりてえなあ〜!
珍味の海に溺れたい方、一緒に行きましょう〜!とても美味しいお店ですよ!
以上、顔面カニの甲羅ナレーターのかたおかあきらでした。
東京都渋谷区円山町18-2 林ビル 1F
03-6455-3457
火〜土 18:00-23:30
日・祝日 17:00-22:00
定休日 月曜